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はりねずみ通信

兵庫県姫路市にあるかない動物病院。
椎間板ヘルニアの治療であるPLDDや腹腔鏡手術などの低侵襲治療に力を入れています。
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低侵襲治療
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     動物の苦痛を、飼い主さんも獣医師も気がつかないことがある。

    人間は自分の症状を、細かく医師に伝えることができる。
    「脇腹のあたりがさし込むように痛い」
    「腰が突っ張る感じがする」
    ところが動物は、そういう症状があっても言葉にしない。

    PLDD(経皮的レーザー椎間板除圧術)の論文を読んでいると、おもしろいことが書いてあった。
    予防的PLDDの検討という論文なので、治療前にはその動物に症状がないことが前提となる。
    過去に椎間板ヘルニアの症状を起こしたが、何らかの治療で回復した動物に対し、今後再発しないように予防のためPLDDを行う。
    論文にはこう書いてあった。
    「PLDD後は一定期間の安静を飼い主に指示した。ところが多くの飼い主は、犬が活動的になったので安静が難しいと言った。」
    「治療前より元気で活発になった、と多くの飼い主が答えた。」

    これは、おかしい。
    治療開始前は、「現在椎間板ヘルニアの症状がない」ことが前提である。治療ではなく予防の論文なのだ。
    ということは、獣医師や飼い主さんが「治った」と思っている場合でも、実際には動物は苦痛を持っていた、と考えていいのだろう。

    つまり人間の目は節穴かもしれなくて、動物の病気は、多くの場合過小評価されている可能性がある。
    そういう見地から考えると、動物の治療はもっと早く行っていい。

    とすると、一見(人間の目から見た場合)あまり症状がない動物に治療や手術を行わなければならない。
    そのときに、動物の体に大きな負担がかかるような手術方法をとることは、多くの飼い主さんには心理的に負担になるだろう。
    現在とても元気(に見える)なのに、おなかを開けて手術をする、背骨を削って椎間板を取り出す・・。そういうことには、通常同意が得られない。
    その結果、病気が進むまで治療を待たねばならない。

    そういう意味で、動物を低侵襲に治療する意味がある。
    腹腔鏡で負担が少ない手術が受けられる、PLDDで傷もなく短い入院期間で退院できる。
    そのことにより、一歩早く治療ができる。

    そのための大前提は、確かに低侵襲かということだろう。
    安全性を高め、洗練された方法にするための努力は欠かせない。


    まえ

    うしろ





    | 低侵襲治療 | 06:38 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
    私は必要以上に心配性で、よく先生にもメールでいろいろお尋ねしたりするのですが、それくらいで大丈夫ということですね(^^)

    家族にも、「大丈夫」って言われるのですが、ちょっと様子が違う!と思うと心配になるのです・・・

    「しんどいの?」「大丈夫?」って聞いても答えてくれないし・・・(あたりまえですね)
    本当にそんな時は、とってももどかしく感じます。

    今日のブログを拝見して、今までどおりくうちゃんを観察(?)していこうと思いました(笑)
    | くうちゃんママ | 2012/03/16 12:26 PM |

    朝のお散歩でくっきーが珍しく足を上げずにオシッコ…
    その時は何かあるのかもしれませんね。
    夕方のお散歩では、しっかり足上げてました。

    たまたまだったかもしれないけど、来月伺う時まで観察しておきます。(^。^)
    | はるる | 2012/03/16 7:15 PM |

    くうちゃんママさん、それぐらい心配してちょうどいい(^^)
    おかしかったら早めに教えて下さいね。
    でも心配しすぎは体に毒なので^_^;、病気のことはまかせてくださね!

    はるるさん、そういうちょっとした変化は診察台の上ではわからないことですね。よく観察して、続くようならおしえてくださいね!

    | かない | 2012/03/17 5:49 AM |










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