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はりねずみ通信

兵庫県姫路市にあるかない動物病院。
椎間板ヘルニアの治療であるPLDDや腹腔鏡手術などの低侵襲治療に力を入れています。
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虫とけものと家族たち
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    「虫とけものと家族たち」(ジェリー・ダレル著、池澤夏樹訳、集英社文庫)はギリシャのコルフ島に移り住んだ家族の話。時代は1930年代。
    この本はもう絶版になっているようで、妻が古本屋で探してきた。

    この本の訳者の池澤夏樹さんは、私も好きな作家なのだが、「虫とけものと家族たち」を読んで、ギリシャに移住することを決め、3年をギリシャで過ごしたという。

    せっかくギリシャに行くのだから、と飛行機の中で読み始めたら、止まらなくなり、一気に最後まで読んでしまった。
    池澤さんがギリシャに住みたいと思ったのも、無理はない。

    10歳のジュリーの視点で書かれたコルフ島での生活は、刺激に満ちている。もともと動物好きだったジェリーが、自然豊かな島の生活に投げ込まれたのだから、幸福でないはずがない。
    さまざまな昆虫や動物を探しに、毎日島を探検する。見たことのない生物との出会い、島の風変わりな人たちとのエピソード、ちょっととぼけたところのあるお母さんや変人ぶりを発揮する兄や姉・・。

    この本を読むと、だれもが幸せを感じると池澤さんはあとがきに書いている。どうしてだろう?

    ギリシャの島がおもしろい、ということはもちろんだけど、「日常を面白がる」作者の視線がキメ手、であると私は思う。
    まわりに虫やヘビがいても、関心のない人には背景に過ぎない。(あるいは恐怖を感じるのみ?)
    変人のお兄さんを嘆いていては、幸せになれないだろう。

    とにかく、目に入るものはすべておもしろい!とジュリーは思っている。だから、それを読む読者が幸せになるのだろう。

    自然といつも触れている、日常を面白がる、
    それが幸福の秘訣だとこの本は教えてくれた。



    世界で一番美しい!サントリーニ島

    | 旅行 | 06:47 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
    先生、こんにちは!
    先生の旅のお話や写真を見せて頂いて、本当に私も旅行に行きたくなりました。


    「日常を面白がる」て大事なことですよね。

    仕事と同様に家庭でも、他愛のない会話を楽しんだり、家族と食事をして嬉しかった、楽しかったと日々思うことが出来たら・・・と思います。

    一緒にいることがあたりまえになり、ふたりで食事出来ることがなんでもないことのようにしてますが、こういう日常の生活にどれだけ幸せを感じられるかですよね・・・
    | ルビーママ | 2010/07/26 7:56 PM |

    ワイズがやってくるまでは、日本人があまり好んでいかない?国を中心に旅行していました。
    訪問国は約33カ国。

    ワイズと離れられなくて、一切 海外旅行は行かなくなりました。
    先生の旅のお話、行ったつもりで楽しませていただいています。

    | kiyogon | 2010/07/26 11:20 PM |

    ルビーママさん、旅行はいいですよ。時々日常を少し離れることは、とてもいいと思うのです。すると、ありふれた日常がとても楽しく感じられます。

    kiyogonさん、私も人が行かなさそうなところに行くのが好きです。33カ国って、すごいですね!
    また、続けて書きますので、追体験してくださいね。
    | かない | 2010/07/27 5:50 AM |










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